転職活動をしていても経験不足だったり、スキルが身についていなかったり、ブランクがあったりするとなかなか転職がうまくいかないものです。特に転職未経験の人はそうです。しかしながら、転職を成功させるコツというものがあります。

その1つは自分がそれまで得てきた知識とスキルを軸にして転職活動をすることです。年齢を重ねると未経験の募集を受けてもなかなか面接を通過することはありません。ある程度の年齢になればこれまでの知識やスキルを活かした働きが求められるからです。たとえ未経験の募集があってもそれは実質的には20代前半から後半までの人を対象にしているのが現実です。給料が高くても、待遇条件がよくても、自分がこれまでやってきたことを活かせる職種に応募することが望ましいです。

また、自分がやりたいこととできることを明瞭に意識することもポイントです。英語で仕事をしたいと思っていても実際には英語を話せない、書けない、聞き取れない、読めないでは話になりません。自分がやりたいことに向かって今の自分に何ができるかを考えて行動してみることです。たとえば、英語を使った仕事をしたいなら、英語の勉強をして資格を取得することや海外に一時的に留学するなどして自分のスキルを高めることです。ブランク期間があっても事情を説明すれば企業は納得して面接で否定的な評価にはなりません。

さらに、面接の場では採用担当者の話をしっかりと聞き自分に合っているかどうかの最終確認をするとよいでしょう。外部からの情報に翻弄されずに自分の目と耳で確かめましょう。